11/5 オリオン☆一箱古本市のご報告 2

昨年の「オリオン☆一箱古本市」では,通りかかって本を覗いてくださる方の層と私が持参した本がほとんどかみ合わない様子を目の当たりにし,それでも本は動いたのですが,どうにも寂しい結果になりました。

その反省をもとに,今年は「コトナ書房―10」くらいのイメージで本を並べようとスローガンを立てたものの,いざ本を選び始めると,いつもの領域にどんどん入っていってしまうため,一定数は娘の本や家内や私が小さい頃に読んだ本を入れることに決めました。

ところが,娘の本のなかから,並べてよい本の了解がなかなか取れず,却下の連続。それでもどうにか1/3ほどを児童書・子ども向けの本にして,残りは,これもふだんはあまり行なわない「ちくま文庫」を多めに,それでもかなり適当に引っ張り出しました。

そんなこんなで,本をどうにか箱に詰め込み終えたのは4日の午前中。前日0時まで渋谷で飲んでいたビールで,ますます鈍い頭を抱えながら,日暮里,北千住と乗り換え東武線で宇都宮に着いたのは午後4時前でした。

宿泊先に着いてからも,付け終えていない値札を書き,5日の朝,ドンキの上のセリアで付箋と雑巾を手に入れ,結局,おおまかなセッティングを終えてから残りの値札を書いては本を拭いて並べる即席ぶり。

11時くらいにスタートして,しばらくは昨年の悪夢の再来かと思っていたところ,子どもさんを連れた方が,覗きにこられ,ぽつぽつと本が売れ始めました。昼過ぎには,児童書系はかなりなくなり,それにつれてちくま文庫をはじめとする通常のラインナップも動きはじめます。その後のエピソードはツイッターに記した通り。

一箱古本市で店主をやっていると,本を探しに来られる方とともに,「この店の本,面白いかも」という具合で覗いてくださる方がときどきいるように感じます。コトナ書房が何とか続けられるのは,そういう方と遭遇できてのこと。いわゆる〈いい本〉目当ての方にはおおむねスルーされてもしかたないラインナップですから。

今回,一度覗いて,数冊買っていただいた後,しばらくして戻ってこられて,さらに一冊一冊丹念にチェックしてくださった方がいました。ありがたい。

そんなことを思いながら,コトナ書房がめざしているのは,たとえば一箱古本市の店主の世界を出版の世界にたとえるなら,洋泉社新書のようなスタンスだなあ,とつくづく思いました。洋泉社では広すぎるので,ここは洋泉社新書。一箱古本市での洋泉社新書をめざして,11月19日のみちくさ市に向かいたいと思います。

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